
南スタンドからの眺め。BBQシートはラグビー場でバーベキューをしながら試合観戦ができる。
社会人ラグビーの全国リーグ、ジャパンラグビー トップリーグは、2013-2014シーズンの企画チケットとしてバーベキューをしながら観戦できる「BBQシート」を発売。9月28日に開催された第4節、秩父宮ラグビー場南スタンドで実施された。
1グループ10名、バーベキューで使用する器具や食材費、10人分の観戦料込みで価格は6万円、販売数は3セット限定。ラグビー場観客席でのバーベキューは史上初の試みとなった。
リーグ観戦者の集客と新規ファン獲得を主な目的とし、ファン同士の交流や、社内のアクティビティなどの新しい観戦スタイルの創出を狙う。
価格設定や食材の内容は、手ぶらスタイルのバーベキューを提供する企業に相談しながら決定。10名という人数について、リーグを運営する日本ラグビーフットボール協会 事業企画プロモーション部の比嘉智也氏は「観戦者は通常1〜2名、多くても4名程度のグループです。10名というのは難しい数字ですが、新規ファンとなりうる方々の来場も期待して設定しました」と話す。
チケットは8月末時点で完売。今後については、初回の利用者の意見を反映させ修正・改善しリーグ後半での第2回実施を目指すという。
実施期間 | 2013年9月28日、トップリーグ第4節 |
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目的 | 集客・新規ファンの開拓。および、新しいスポーツ観戦スタイルの創出 |
告知メディア | 日本ラグビーフットボール協会公式ウェブサイト、および公式ツイッター、フェイスブック |