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PLAZAの新業態店に潜入 新たな地域・顧客・店舗サイズに挑む出店計画とは

2023.10.6 OPEN PLAZA NEWSSTAND 赤坂店

ライフスタイルアイテムを扱うプラザが新たに出店したのは、オントレンドの商品を集めた「PLAZA NEWSSTAND」という新業態店。自社戦略にはなかったエリアへの出店誘致を機に、新サービスの導入やAIを活用した実証実験など独自の企画のテストマーケティングに挑戦している。

店舗奥のレジ周りを駅のニューススタンド風なデザインに。このために、周辺には既存店では扱っていない菓子類も揃えた。

棚上にはディスプレイ用のオリジナルマガジンが並ぶ。本物の配布物と勘違いされて欲しいといわれることも。

海外のニューススタンドを意識しながらも、変わったデザインのグミなど話題性のある商品もセレクトしている。

レジの中やバックヤードへの出入口の扉は、ニューススタンドの棚の1つに隠されている。コンパクトながら効率的な店舗づくりを実現するとともに、下にタイヤをつけて安定した開閉ができるようにするという細かな工夫も。

2008年3月にオープンした「akasaka Sacas」の敷地内にはテレビ局のTBSや「赤坂BLITZ」、「TBS赤坂ACTシアター」などの劇場、「TBSギャラリー」と文化を発信する施設がある。

隣接するオフィス・商業ビル「赤坂Bizタワー」1階路面への新規出店のオファーを受けたのが、ライフスタイルグッズを扱う「PLAZA」だ。

当初はターゲット層や店舗面積が直近の出店の判断基準とは異なるため、PLAZAらしい店づくりが実現できるのか、という疑問があったという。

都心の駅・ターミナルや郊外型ショッピングモールなどに出店し、Z世代を中心に広く親しまれてきたPLAZAだが、赤坂というビジネスパーソンが多いエリアにどうアプローチすべきか。

プラザスタイル カンパニーの村岡達樹氏は「社内でプロジェクトを立ち上げ、MD・店装・PR・プロパティ・接客など幅広い分野のメンバーで話し合いを積み重ね、可能性を模索しました」と振り返る。

赤坂エリアでは、三菱地所とTBSが共同で国家戦略特区として認定を受け、赤坂Bizタワーに隣接する土地に2028年、新たなビル2棟の竣工・稼働を目指す「赤坂二丁目・六丁目地区開発計画」を推進中だ。

大人の街から、若年層も訪れる最先端のエンタテインメントの発信源へと赤坂を進化させようとしている。

PLAZAのプロジェクトメンバーもその「常に進化し発信を続ける」という理念に共感。

現状の戦略や出店環境を超え、この地でその一翼を担う新しい発信基地となるストアをつくりたいと挑戦を決意した。

都心の既存店の半分程度の約83㎡という小規模店舗でありながら、ニュース性のあるアイテムやイベントを発信し続ける店舗を目指したいという思いと、海外の街中にあるニューススタンドのイメージを重ね合わせ「NEWS STAND」という店舗名で出店。

このコンセプトは赤坂店のために創ったものだが、この店舗サイズ感でPLAZAができることに挑む新たなテストマーケティングの意味も含んでいる。

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