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見栄を張りたいワタシ

スタバでは、常連客にスタッフが気まぐれでカップにメッセージを書くことも。手にしたお客は自撮りして、SNSで「私だけ」と見栄を張らずにはいられない。

イラスト/高田真弓

たまごっちが大ヒットした1997年、『販促会議』が創刊された。

あれから25年──販促の手法も随分変わった。思えば、90年代後半は「アムラー」(安室奈美恵さんに憧れファッションや髪型をマネする少女たち)に代表される“女子高生”が消費をリードした時代。いかに彼女たちにアプローチするかが、企業側に求められた。

実際、たまごっちを企画したバンダイも、女子高生向けにネーミングやデザインを採用。マス広告より口コミを重視した結果、彼女たちから火が付いて社会現象に。生産が追い付かず、飢餓感がブームに拍車をかけた。

2000年代になると、新たな情報・販促ツールとして、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が台頭する。最初に脚光を浴びたのは「mixi」だった。クローズドな招待制が若い女性たちに支持され、彼女たちは同好の士たちと繋がり、新たな市場を生んだ。

例えば、鉄道好きの女性たちを表す「鉄子」もそう。それまで...

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