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推しを祀りたいワタシ

今や推し活のフェーズは“熱量”が鍵に。その際、推しを神様のように祀る「推し壇」は格好のアイテム。推しのアクスタ(アクリルスタンド)を飾り、推しのカラーを照らす。SNS映えは間違いない。

イラスト/高田真弓

AKB48のチームBが公演曲『チームB推し』を秋葉原のAKB48劇場で初めて披露したのは2010年5月である。

恐らく──「推し」という言葉が公に明文化されたのは、その時が初めてだろう。以来、それはアイドル界隈でスタンダードな言葉になった。

よく「ファン」と混同されがちだが、「○○ファン」だと、そこで完結してしまうのに対し、「○○推し」は、人に薦めたいほど愛情を注いでいるという意味合いになる。今の時代らしくSNSとの親和性も高い。つまり──アイドルグループ内で最もお薦めしたいメンバーを指す言葉として用いられ、共感を生む。

そんな「推し」は、近年、ますます存在感を増している。2020年下半期の芥川賞は、炎上したアイドルを推す女子高校生を描いた、宇佐見りんの『推し、燃ゆ』が受賞し、「推し」が広く社会に認知されるキッカケになった。2021年には、コロナ禍で空いた心と…

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