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人気メディアの現場から

暑苦しい愛情を見せてほしい 『ar』編集長が語る広報担当者へのメッセージ

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。今回は“雌ガール”のキャッチフレーズでファンを増やす『ar』の編集長が登場します。

主婦と生活社
『ar(アール)』

約13万5000部発行/毎月12日発売/1995年創刊

    年間の定番企画

    (1) 『1カ月コーデ』

    (2)『デニム特集』

    (3)『ピンク特集』

    ここ1年のヒット企画

    (1)『<モテるためのBEAUTY♥>森絵梨佳 MOTEエリカの作り方』(2014年11月号)

    (2)『恋の春、準備リスト』(2015年3月号)

    (3) 『花と私』(2015年4月号)

    ●編集体制

    編集長を含めて10人、そのうち男性がひとり。部員はファッション班、ビューティー班、ヘア班に分かれ、それぞれのジャンルの情報は各班へ集約。ただしファッション特集号のときは他の2班もファッション企画を担当するなど流動的で、部員にはマルチな対応が求められている。

リアルを夢のある見せ方で

「雌ガールのアガるトレンド」「リアルでおフェロなヘビロテ服はこれだ」*と独特な言葉使いで目を引き、競争の激しい女性誌の中でもユニークなポジションを築いている『ar』。コアターゲットとする27歳女性が関心を持つ、ファッション、ビューティー、ヘアの3領域を押さえた「トータルコーディネート誌」として、かわいらしさと色っぽさの両立を狙った絶妙な編集が支持を集めている。旬の女優やモデルを起用した表紙は、他誌ではあまり見ないような無防備な表情が「かわいすぎる」とネットで話題になり、まとめサイトにまとめられるほど。

*おフェロ……「フェロモン」をおちゃめに表現した同誌の造語

誌面づくりについて、笹沼彩子編集長は「リアルなものを夢のあるビジュアルで見せたい」と話す。「いくらおしゃれでも、値段が高すぎる洋服や日常にそぐわないメイクだと、読者には受け入れてもらえません。基本的に服自体、メイク自体はちょっとがんばれば真似できそうなものを意識して、ネーミングやレイアウトの工夫でもっとドラマチックな気持ちになれるかも、という盛り上がりを演出しています」。

幅広い層から注目されるのは ...

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