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報道対応Q&A

報道機関へのリークと「フェア・ディスクロージャー・ルール」の考え方

導入予定のフェア・ディスクロージャー・ルールについて、情報収集を済ませた広子。IR担当として「情報開示の後退」と指摘されることのないよう準備を進めていたある日、広報部門が社内の重要情報を大手経済紙にリークし、記事化されてしまい……。

広子:こんにちは。

大森:こんにちは、なんだか荒れてるね。

東堂:こんにちは、そうなんですよ、朝の新聞ご覧になりました?

大森:ああっ、あれかな。

広子:そう、それ。新製品発売のニュースが全国紙に載ってしまって。発表に合わせてプレスリリースを準備していたのに、急きょ差し替えですよ。「私のランチを返せ!」って感じです。

東堂:先輩、ランチ抜きになったので気が立っているんです。

広子:違うううう、そうじゃなくて。東証や証券会社から注意を受けるし、個人投資家からも電話がジャンジャン。社内の調整もあるし。

東堂:フェア・ディスクロージャー・ルール(FDルール)を意識して、情報共有・管理の仕組みを整理しよう、と社内にワーキンググループを設けて話し合いを始めた矢先に、ですよ。中心メンバーでもある広報が重要な情報をリークって、どういうことなんですかね。

大森:タイミングはよくないね。だけどそもそもリークしたのは、どうしてなんだい、広子さん?

広子:えっ、そこ振りますか?まあ、広報としては …

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産業や企業の動きを追う記者・編集者との関係構築は、広報の仕事の基本。報道対応は1対1の人間関係から始まります。組織のミッションを背負いつつ、相手の関心を理解し、いかに着地点を見出すか。広報の先輩の成功体験や失敗談からそのヒントを探ります。