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「3H」「型」を踏まえた共感呼ぶ動画4選

動画を通じ、いかに共感を喚起させられるか。そのためには「3H」「型」に沿った制作を心掛けることが重要だ(その内容については、こちらを参照してほしい)。本稿では、実際にどのような動画が共感を呼び、視聴回数につなげられているのかを学ぶため、編集部が選んだ企業4社の動画の公式チャンネルを紹介する。

ブルード「StudyInネイティブ英会話」


留学支援を行う企業が開設 英会話へのハードル下げる工夫が満載!
コンセプト 「あれ、英語って楽しい!」とユーザーに思ってもらうことを目的とした英語コンテンツを提供
チャンネル運営部門 教育
チャンネル登録者数 13万人(
動画を投稿しているメンバー 2人(出演者)
チャンネル開設年 2020年8月

チャンネルについて

動画は、「楽しさ」と「学び」の2軸を意識。「楽しさ」は英語の例文や余談で笑いのポイントを入れ視聴者が疲れて飽きないような工夫を、「学び」は英語初心者役のせいけが帰国子女のみっちゃんに対して視聴者が思うだろう疑問を代弁して質問し、それにみっちゃんが答える構造にすることで、視聴者の疑問を残したままにしない、という意図がある。

編集部が考える注目ポイント!

留学支援をするブルードのチャンネルの特徴は動画に登場する社員2人の掛け合い。その他、動画の再生時間も10分程度におさめている、コメント欄やコミュニティタブの有効活用など、YouTubeの型にうまくはまっている。

岩井製菓「京の飴工房岩井製菓」


あえてBGMは挟まない!飴の製造工程、その音に「落ち着く」の声続出!?
コンセプト 飴の製造風景・飴屋のお仕事紹介など
チャンネル運営部門 営業企画部
チャンネル登録者数 1.83万人(
動画を投稿しているメンバー 2人
チャンネル開設年 2020年3月

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多くの人と直接つながることができるソーシャルメディアは、広報・広聴において欠かせないコミュニケーション手段です。炎上や批判への備えはしながらも、公式アカウントを上手く活用している企業は、プレスリリースなどとは異なる、人格を感じさせるメッセージを発信し、社会の一員として大切にしている価値観や、そこで働く人の思いを届け、共感を集めています。ソーシャルメディアを今、どのように広報に活用していけばいいのか、再点検していきます。