『一体感』が崩れる、その前に!インターナル広報

企画から事後アンケートまで「社内報」制作の舞台裏

  • 下瀬貴子氏(マクロミル)

社内報はどんなスケジュールで制作、編集されているのか、マクロミルのケースを紹介する。

DATA
  • 社内報名:ミルコミ
  • ターゲット:主に入社3年未満の社員
  • 発行の目的:社員が考えるきっかけを得たり、刺激を受けたりすることを目指す
  • 創刊:2002年
  • 従業員数:連結2481人、単体1019人(2020年12月末時点)
  • 業種:マーケティングリサーチ
  • 社内報の編集体制(人数):編集部4人・社内デザイナー4人
  • 更新頻度:季刊・年4回
  • 社内報を見てもらうための工夫:読後に社内で会話が生まれることを目指し、各社員の色々な面を見せるように編集
  • 効果測定:毎号アンケート形式で実施
  • マクロミルの季刊社内報「ミルコミ」(冊子)の場合

    企画段階

    ☑発行3カ月前ぐらいから企画・担当決め

    POINT

    ●企画要旨をまとめ、原稿とレイアウトのバランスなどを判断できる「骨子シート」を記事ごとに事前作成

    ⬇︎

    取材依頼

    ☑発行2カ月前から取材先を探索

    POINT

    ●企画に沿った取材先を社内アンケ―ト(全社員宛てメール・ウェブ社内報での告知)などをもとに広範にリサーチ

    ●上記で揃わない場合は個人的にアプローチ

    ●人選には妥協せず企画趣旨にあう取材先を探索・決定

    ⬇︎

    取材執筆

    ☑例外なく忙しい社員への取材は1時間以内で

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    『一体感』が崩れる、その前に!インターナル広報

    リモートワークが浸透し利便性が高まる一方で、社内のコミュニケーション量が不足しています。従業員一人ひとりが仕事への誇りを持ち、一体感を醸成していくためには、一方通行ではない、インターナルコミュニケーションのさらなる工夫が求められます。組織の方針や他部門の動きに関心を呼び起こすための仕掛けや、手法について特集します。