『一体感』が崩れる、その前に!インターナル広報

新たなウェブ社内報『KIRIN Now』 長期構想の達成に向け、情報の即時性高める

キリンホールディングスは6月、グループ従業員向けWebサイト『KIRIN Now』を開設。紙のグループ報『きりん』(現在も発行中)が経団連推薦社内報で最優秀賞を受賞するなど、かねてより社内コミュニケーションに注力してきたキリンホールディングスの“今”を聞いた。

「KIRIN Now」のトップ画面。

DATA
コンセプト コンセプトは「ワクワク続々」。読者がキリングループの過去、現在、未来に“ワクワク”してもらえるような情報を発信
編集体制 従前は、コーポレートコミュニケーション(CC)部の3人がグループ報『きりん』を制作していたが、グループのインターナルコミュニケーションに関わる部署が関与すべき、との考えからCC部が取りまとめとなり、新たに人事総務部、CSV戦略部、ブランド戦略部からもメンバーに入ってもらい、「KIRIN Now編集部」として運営に関与している
制作方針 従来の『きりん』同様、「経営ツール」としての位置づけはブラさず、新たに下記の目的を設定した。①KV2027および中計の達成に貢献 ②CSVの自分事化(理解から共感や体現を目指す)③全キリングループ従業員が知るべき情報の発信
その他 一部の記事をKIRIN公式noteにも転載するなど、社外に対してもKIRIN Nowの記事を発信することで、コーポレートブランディングに寄与できるように取り組んでいる

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リモートワークが浸透し利便性が高まる一方で、社内のコミュニケーション量が不足しています。従業員一人ひとりが仕事への誇りを持ち、一体感を醸成していくためには、一方通行ではない、インターナルコミュニケーションのさらなる工夫が求められます。組織の方針や他部門の動きに関心を呼び起こすための仕掛けや、手法について特集します。