企画のアイデア

企画に役立つ、今メディアが気になる注目キーワード(1)

編集部では、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など15媒体の責任者に2023年注目のキーワードを調査。PR施策を考える上でメディア側の思考を押さえることは欠かせない。キーワードと自社との関連性を見出し、メディアが取り上げたくなる広報企画の切り口の参考にしてほしい。


❶ クローズアップ現代

❷ 2022年に反響のあった企画orコンテンツ

企画:「ジャニーズそしてBTS アイドル新潮流 舞台裏を追う」
公開月:2022年7月~
なにわ男子をプロデュースする関ジャニ∞の大倉忠義さんや、BTSをプロデュースするHYBEの戦略を取材。大倉さんのインタビューでは華やかなパフォーマンスからは見えない葛藤も。アイドルに詳しいディレクターのデジタル記事は爆発的に読まれ、ネット上で話題に。

❸ 情報提供したいと考えている広報担当者に向け一言

単なるPRよりも直面している課題や苦悩を

「当番組では企業PRの性質がある企画は難しい。むしろ企業が直面する課題・苦悩など普段見せない現場が映像化できるほうが魅力的です」(松本氏)。「開発に至る動機や思い、社内でどんな紆余曲折を経て表に出たのかなど背景も知りたいですね」(飯田氏)。

❹ 2023年注目のキーワード(飯田氏)
1)プチ贅沢
2)中小企業賃上げ
3)新・冷戦時代

❹ 2023年注目のキーワード(松本氏)
1)山上裁判
2)台湾情勢
3)賃上げ

❺ 回答者プロフィール

NHK
『クローズアップ現代』チーフ・プロデューサー
飯田健治氏(写真左)、松本卓臣氏(同右)


❶ 世界一受けたい授業

❷ 2022年に反響のあった企画orコンテンツ

企画:BE:FIRST×INIデビュー曲交換コラボSP
公開月:2022年5月
『世界一受けたい授業』内の企画ではないが、自分が携わった番組で好評だったのが、同時期にオーディションを行い、同日デビューしたBE:FIRSTとINIが、デビュー曲を交換・披露する企画。Twitterでは放送日にむけてカウントダウン動画を配信。世界トレンド1位を獲得。

❸ 情報提供したいと考えている広報担当者に向け一言

大きな話題に合わせた自社PRを

とある新作ゲームの展示会。話題作りと「新オフィス披露」のタイミングからゲーム開発スタジオの...

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事が含まれる特集

企画のアイデア

「他部門からの依頼を受けて発信する、受託仕事になってしまっている」。そんな悩みが多いのが、商品・サービスに関する広報活動です。しかし、メディアや世間の関心が高まりそうなテーマや最適なタイミングなどを事前に洗い出しておけば、より戦略的な広報が可能になります。本特集では、今注目しておきたいキーワードや出来事、生活者の心理の変化などをレポート。広報の切り口を見つけるヒントをお届けします。