取材がグンと増える上手い広報が実践していること

メディア側の視点、媒体特性を理解する―『よるのブランチ』編

メディアリレーションの基本は、相手をよく知ることから始まる。各媒体では、企業からの情報提供のどこを見ているのか。編集方針や企画ができるまでの流れを知れば、広報のアプローチも変わってくる。今回は『よるのブランチ』プロデューサーに聞く。

MCは、ミキ昴生亜生パンサー向井慧がつとめる。



  • コンセプト
    “次くる”トレンド情報をいち早く紹介する
  • ターゲット
    10代後半から大学生までのZ世代がメイン
  • 取材の選出方針
    まだ世の中には有名になっていない、これからバズりそうなもの

──どのような企業・商品が取材対象になるのか、教えてください。

『王様のブランチ』の“よる版”としてスタートした『よるのブランチ』では、“Z世代に響く次くる情報”を発信しています。出演タレントも今売れている!というよりは「ネクストブレイク」的な要素が強いのが特徴。

また、私は『王様のブランチ』も担当していますが、『王様のブランチ』では採用されなかったネタを、『よるのブランチ』で取り上げたりもします。もちろん多くの人に見てもらうことが第一ではあるので、それにあった人選や一緒に紹介するネタで調整することはありますが、『王様のブランチ』と比較して、「まだ有名になっていない」ものも取り上げるチャレンジをしています。テレビでありながらも、SNSのような“これからの流行”が分かるといった雰囲気は番組全体としてとても大切にしています。

また...

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広報担当者の主要業務であるメディアリレーション。取材が続々と集まると、認知が拡大するだけでなく、社内の活性化にもつながります。継続的にメディアへ出演をしている企業や自治体は、どのような広報活動を実践しているのでしょうか?メディアが関心を持つきっかけは様々。どういったアプローチが取材に結びついたのか、レポートしました。