システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

成果を最大化する仕事の進め方

『Women's Health』編集長が話す取材したくなるプレスリリースのポイント

  • 影山桐子

『Women's Health』は、女性の心と体、地球が健やかであるために必要な情報と機会を提供している。


─影山編集長が考える、広報の価値とはどのようなものですか。

広報とは、アプロ―チ方法によって費用をかけずにブランディングに大きく貢献できる、非常に重要なものです。

この考えは私の実体験からきています。私は『Women's Health』の編集長就任前に、ランガールという一般社団法人の理事も務めており、「RunGirl★Night」という女性のためのランニング大会を2010~2018年にかけて全9回開催しました。

大会づくりに携わるメンバーはボランティアだったので、広告費用をかけることなく、イベントを話題化する必要がありました。PR担当メンバーと協力してプレスリリースなどの広報施策で多くのメディア露出を獲得し、イベントの話題化に成功したことから、あらためて広報をいかに行うかは、プロジェクトの明暗を分ける重要なことだと感じました。


─その際配信したプレスリリースの工夫点とは?

多くのプレスリリースを目にしている編集者としての視点を活かして、「編集者が取り上げたくなる情報発信」を心がけました。

日々の編集業務の中でも感じますが、プレスリリースで非常に重要なのが写真などのビジュアルです。画像素材が少ないリリースは記事化しにくいです。また、編集者にとって、記事化した際に自身のメディアに「並んでいてほしい」と感じるビジュアルか否かは、掲載するかの判断に大きく影響すると考えています。

そのため、前述したランニング大会において私たちが最初に行ったことは...

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事が含まれる特集

成果を最大化する仕事の進め方

リアルなコミュニケーションが復活し、やりたいことは溢れてくる。でも時間が足りない!そんな忙しく走り続けている広報担当者こそ、ムダを減らし、段取り良く、成果を上げていく「技」を知っておきたいもの。本特集では、常に情報が集まってくる仕組みづくり、掲載率が上がる広報企画のヒント、明快な言語化・ビジュアル化、外部の協力者と協働する方法、AIによる時短など、広報業務を効率化する手法や考え方を集めました。気になるところから読み進めてみてください。