目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

コロナ禍を経てどう変わった?2023年PRイベントの傾向

新型コロナが5類に移行し、リアルでのコミュニケーションの回復が見られる中、PRイベントはどのように変化したのか。イベントの企画・運営を行う複数のPR会社へのヒアリングをもとに2023年のPRイベントの傾向を整理する。

Q.オンライン/オフラインはどう変化した?

リアルイベントで試食なども復活。目的や商材に応じて、イベントを使い分ける。

2023年はリアルでのPRイベントが復活した。食品・飲料の新商品発表会などにおいても、コロナ禍ではイベント後にメディアに商品を発送していたが、現在は試食や試飲もその場で実施できている。一方で、製薬業界やIT業界など、リアルの場での体験が難しい商材を扱う業界では、オンラインでのみイベントを行うことも多い。目的や商材に応じて、適切なイベントの開催方法を検討する必要がありそうだ。

また、コロナ禍でメディアの記者がオンラインでのイベント参加に慣れたことから、リアルイベントへの参加メディアを獲得しづらい傾向も。リアルイベントへの参加者を増やしたいか、オンライン視聴もあわせた合計参加者数を増やしたいか、重視する指標の明確化も必要となっている。

Q.記事化されやすいイベントの傾向は?

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目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

リアルでのメディアリレーションが復活する中で、SNS公式アカウントやオウンドメディアといった手段を駆使しながら、社内外のブランディング活動を行い、炎上リスクやサステナビリティ関連の発信にも目を向ける─。広報活動が多様化する中で、目的に応じた手段を選び取る力が求められています。また経営課題と紐づけて広報成果を示していくことも問われるようになりました。そこで本特集では、広報部門の担当者に、広報の重点施策や、成果の出た施策、体制づくりや課題などを聞くアンケートを実施。広報計画を練る上でのヒントとしてください。