目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

多様化するデジタルプラットフォーム 各メディアの目的や戦略は明確か

いまや多くの企業がデジタルの場で情報発信を行っている。発信効果を最大化するために、各メディアをいかに有効活用するか。広報計画を立てる際に、メディアの特徴や求める成果を整理したい。

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☑SNS、オウンドメディア運用の目的は?
☑継続して発信できる体制は構築できているか?
☑運用しているSNSはターゲットにあっているか?
☑他部署との連携はできているか?
☑投稿が予期せぬ炎上をした際の対応策は?
☑プラットフォームの仕様変更が起きたら?

●広報関連部門ではどのようなデジタル施策を行っていますか?(複数回答)

Q.この1年でウェブ・デジタル関連の予算は増えましたか?

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コンテンツが蓄積し質向上へシフト

2023年はコーポレートサイト・自社運営のウェブメディア両方をリニューアルし、サービス内容やブランドを整理。企業姿勢を打ち出した。自社ブログに編集部を置き定期的に発信し始めて3年、一部の事業でオンラインの発信が各種お問い合わせに貢献するケースも。事業の考え方や採用に関わる情報の多くが概ね記事化されてきたので、2024年はより狙いをもって、発信する情報の質の高さにこだわる方向にシフトする。(ノヴィータ 経営企画室 広報 中根範子さん)

経営トップのYouTube、登録者約2000人

代表岡田のYouTubeアカウントを開設した。頭の中の思考整理、想いの発信の場として動画展開を実施。3カ月で約2000人の登録者を獲得。また定性としては他企業の代表に対して岡田を知ってもらったり、就職活動をしている学生に会社のことを知ってもらい採用につながった。(ミライユ 広報 伊賀庸介さん)

採用面で好影響

新規でSNS運用を始め、定期更新をしただけでも、採用方面での認知向上を感じられた。具体的にはXのインプレッションの増加やSNSでのPVが総体的に右肩上がりを続けている。(アイディス 広報室 多勢みな美さん)

リスク対応できず足踏み

社内からSNSの企業アカウント発足に関して要望があるが...

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目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

リアルでのメディアリレーションが復活する中で、SNS公式アカウントやオウンドメディアといった手段を駆使しながら、社内外のブランディング活動を行い、炎上リスクやサステナビリティ関連の発信にも目を向ける─。広報活動が多様化する中で、目的に応じた手段を選び取る力が求められています。また経営課題と紐づけて広報成果を示していくことも問われるようになりました。そこで本特集では、広報部門の担当者に、広報の重点施策や、成果の出た施策、体制づくりや課題などを聞くアンケートを実施。広報計画を練る上でのヒントとしてください。