目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

年間の広報計画の立て方 タイミングと手順、課題は?

広報計画の立案において、先々の予定が見通しにくいなどハードルは多い。他社の知見を参照し、成果を発揮できる広報計画づくりに役立てたい。

Q.年間の広報計画を立てていますか?



計画するタイミング・手順

●年度の予算を申請するタイミングで概要、年度がはじまって体制が確定してから詳細。メディアアタック、メディアキャラバン、プレスリリース配信タイミングと内容、社内マニュアルやガイドライン整備、ペイパブ検討・情報収集期、露出を狙いたいタイミングなど。計画進捗は週ごとに確認し、月・四半期ごとに見直し。(不動産/50~100人未満)

●期末(3末)直前に1年間の活動・実績を振り返った上で、管掌役員と「課題」の認識すり合わせ➡来期の広報全体の目標(状態・値)➡活動・実績KPI➡チームメンバーの目標設定をする。(金融/100~500人未満)

●理想論と市場の認識とのギャップを埋めるような広報を考える。基本的にBtoBは「課題設定➡製品でどのようにその課題を解決するか➡課題によって達成できる理想的な社会の姿」を伝えるのがセオリーだと思う。そもそも課題だと認知されていないのであれば、課題の提示から開始する。(IT・情報通信/50~100人未満)

●商品の発売や展示会や賞への応募などのスケジュールから...

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目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

リアルでのメディアリレーションが復活する中で、SNS公式アカウントやオウンドメディアといった手段を駆使しながら、社内外のブランディング活動を行い、炎上リスクやサステナビリティ関連の発信にも目を向ける─。広報活動が多様化する中で、目的に応じた手段を選び取る力が求められています。また経営課題と紐づけて広報成果を示していくことも問われるようになりました。そこで本特集では、広報部門の担当者に、広報の重点施策や、成果の出た施策、体制づくりや課題などを聞くアンケートを実施。広報計画を練る上でのヒントとしてください。