目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

リアルが回復しつつある中、新たな人脈・媒体発掘の検討を

2024年も多くの企業が注力したいと回答した「メディアリレーション」。新型コロナ感染症が5類に移行し、対面での施策も復活する中、オフラインとオンライン、それぞれの利点を見直して広報計画を立てたい。

メディア対応

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☑情報発信の手段・媒体はどう選ぶ?
☑重視するコミュニケーションターゲットは?
☑記者発表はリアル?オンライン?
☑自社にとっての重要媒体は?
☑効率的な情報収集の方法は?
☑2024年に注目している事象は?

●2023年に実施したメディア向けの活動内容(複数回答)

    メディアとのリアルでの接点創出、工夫した施策は?

    メディア向けの交流会や勉強会、懇親会の開催などにより、リアルを活かしたアプローチを推進する傾向に。オンライン開催という手段もメジャーになったからこそ、工場見学会や体験会の実施などリアル開催ならではの強みを打ち出し、記者とのリアル接点の醸成を図るといった回答も目立った。

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メディアを現場に案内

初のメディア向けツアーを実施、8社の記者に実際の現場を案内し、記事化だけでなく関係性の構築としても非常によい機会だった。(東京チェンソーズ コミュニケーション事業部 飯塚潤子さん)

懇親の機会を創出

コロナ前までは実施していた記者懇談会の再開を目指す。また、報道後の社内外の反響が大きい主要メディアの経営トップインタビューや、就航地メディアとの懇談などに注力していく。(スカイマーク 広報室 室長 谷原範子さん)

世の中の変化を捉えた広報

訪日旅行が回復したことを機に、自社の旅行商品への取材誘致やデータ/調査リリース、メディア開拓など、積極的にリレーションを行い、その結果、テレビ、新聞など400媒体以上に掲載された。(KKDAY JAPAN マーケティング部 八須知美さん)

チーム力を高めてアプローチ

注力していく事項は、①事業や人材に関する企画書を作成して記者へアプローチするプロセスをフォーマット化②チーム全員が実行できるようサポート。(IMAGICA GROUP グループ経営管理部 課長 近藤康裕さん)

Q.年間のリリース本数は?

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記念日制定で普及

促進改正資金決済法の施行に合わせ、ステーブルコインの普及を...

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目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

リアルでのメディアリレーションが復活する中で、SNS公式アカウントやオウンドメディアといった手段を駆使しながら、社内外のブランディング活動を行い、炎上リスクやサステナビリティ関連の発信にも目を向ける─。広報活動が多様化する中で、目的に応じた手段を選び取る力が求められています。また経営課題と紐づけて広報成果を示していくことも問われるようになりました。そこで本特集では、広報部門の担当者に、広報の重点施策や、成果の出た施策、体制づくりや課題などを聞くアンケートを実施。広報計画を練る上でのヒントとしてください。