広報の企画・発想

風物詩を守る取り組みでビールに付加価値を キリンビール「晴れ風ACTION」の挑戦

2024年4月に発売したキリンビールの新ブランド「キリンビール晴れ風」は、売上の一部を寄付として活用して「日本の風物詩」を守る「晴れ風ACTION」を実施している。新たな挑戦を行った背景や、今後の構想を聞いた。

「キリンビール晴れ風/晴れ風ACTION」DATA
企業名 キリンビール
発売年月 2024年4月2日
広報企画のポイント 缶に「晴れ風ACTION」特設サイトの二次元コードをデザインすることでアクションのブランドにおける重要性が表されている。寄付先を参加者自身が選択できる仕組みも用意。

「キリンビール晴れ風」は、キリンビール17年ぶりのスタンダードビール新ブランドとして2024年4月に発売。「晴れ風」の特徴のひとつは、現代の人々の嗜好を捉え、「ビールとしてのうまみや飲みごたえ」と「飲みやすさ」を両立した新しいおいしさ。そしてもうひとつが、ビールがお世話になってきていた日本の風物詩を守る…

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広報活動において、話題を生み出し、共感を集めていくには、創造的な思考力が欠かせません。本特集では、生活者の声に耳を傾け、社会の変化や関心事を敏感に察知しながら、自社との接点を見つけ出し、伝わりやすいストーリーを構築していくためのヒントをお届けします。実際に話題を呼んだ広報活動のケーススタディを通して、どのようにしてステークホルダーの心を動かし、メッセージを形にしていったのかをレポートします。