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KDDI「おもいでケータイ再起動」に学ぶ 距離感が一気に縮まるコミュニケーション

電源が入らなくなったケータイを復活させる無料イベント「おもいでケータイ再起動」。2016年に始まり、その体験者は全国2万人を超えている。この活動はどのようにして社内外に浸透していったのだろうか。

「おもいでケータイ再起動」DATA
企業名 KDDI
開始年月 2016年7月
サービス概要 長い間使われず、過放電などで電源の入らなくなったケータイを、再起動するイベント。再起動後、ケータイに入っていた写真をプリントアウトしてもらえる。直営店やイベント会場にて、これまで全47都道府県で開催しており、自治体や他企業とのコラボも行う。

「ついた!」使えなくなっていたケータイに電源が入り、懐かしい写真やデータがよみがえる。KDDIの人気イベント「おもいでケータイ再起動」の会場では、来場者が古いケータイを手にしながら思い出にひたり、ときには涙する姿も見られる。家族が幼い頃の写真、今は会えない人の声……。...

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広報活動において、話題を生み出し、共感を集めていくには、創造的な思考力が欠かせません。本特集では、生活者の声に耳を傾け、社会の変化や関心事を敏感に察知しながら、自社との接点を見つけ出し、伝わりやすいストーリーを構築していくためのヒントをお届けします。実際に話題を呼んだ広報活動のケーススタディを通して、どのようにしてステークホルダーの心を動かし、メッセージを形にしていったのかをレポートします。

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