広報担当者のためのSDGs入門

4社連携でフェアトレードを推進 企業・行政を巻き込み発展へ

CSR活動としてフェアトレード(*1)に取り組んできた大日本印刷。フェアトレード・ラベル・ジャパンの後押しのもと4社が連携し、キャンペーンやイベントの開催で、様々な企業にその輪を広げている。

*1 寄付ではなく、経済活動で途上国を支える仕組み。途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指す。

2017年11月のフェアトレード啓発イベントには約60人が集まった。コースターでもフェアトレードの取り組みを伝えている。

「フェアトレード認証製品の導入でSDGs達成を目指そう」。2017年11月16日に大日本印刷(DNP)のコミュニケーション施設「DNPプラザ」で、同社とNTTデータ、コニカミノルタジャパン、日本郵船の4社が合同でフェアトレード啓発イベントを開いた。

イベントには、企業の担当者など約60人が集まったほか、SDGsの推進・啓発活動に力を入れている経済産業省や外務省からのオブザーバー参加もあった …

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広報担当者のためのSDGs入門

2015年の「国連持続可能な開発サミット」で採択されたアジェンダで掲げられた「SDGs(持続可能な開発目標)」が今、注目を集めています。企業によるSDGs達成に向けた取り組みは、グローバルブランド確立の必須条件ともいえるでしょう。今号では、SDGs誕生の背景と広報活動における重要性を紐解き、企業価値を高めるためのポイントを考えます。

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