目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

SNSやAIなどリスクの範囲が広がる中で危機への感度を高める仕組みを構築する

危機管理広報として意識しなければならないリスクの範囲が広がる現代、危機に備えた準備を行うことがますます重要となる。察知するためのモニタリングや対応策を整理したい。

危機管理広報

Check



☑ネット上での情報確認は日々行える体制か?
☑社内に危機管理広報の重要性は周知できているか?
☑他部門との役割の明確化ができているか?
☑経営層との連携はとれているか?
☑情報を発信する際のチェック項目は整理できている?
☑マニュアルは活用できる状態か?

リスク管理の所管部署はどこですか?(複数回答)

Q.広報担当部門・チームでリスク管理の研修を実施していますか?

Q.「炎上」と呼ばれる事態が発生した場合の対応マニュアルはありますか?

Q.広報担当部門・チームに危機管理広報マニュアルはありますか?

Voice



組織拡大に伴うリスク対応

これまでは優先順位は低かったが、組織拡大に合わせて発生するインシデントも変化する、また発生可能性も高まるのではと考えている。そのため、PR部門自体のスキルアップと社内教育などにも注力していきたい。(カミナシ 広報PRユニット宮地正惠さん)

管理体制の充実を

SNSでの情報拡散スピードが増し、追いきれていない現状。モニタリングの重要性を実感した年になった。(IT・情報通信/1000人以上)

電話で口にしたことが報道され…

メディアから急に電話がかかってきて、厳しい問いかけに根負けしてしまい、答えなくてもいいようなことを口にしてしまった。その結果、報道されなくてもよいことが報じられてしまったこと。それ以来、不祥事に関わる問い合わせがきたら、担当者が席を外しているので折り返す、と伝えると同時に記者の質問事項を全て聞き出し、危機管理委員会などと連携し会社の回答方針を整理してから電話をするようにしている。(NPO・NGO/50人未満)

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目的を明確にし必要な手法を選び取る!広報計画 2024

リアルでのメディアリレーションが復活する中で、SNS公式アカウントやオウンドメディアといった手段を駆使しながら、社内外のブランディング活動を行い、炎上リスクやサステナビリティ関連の発信にも目を向ける─。広報活動が多様化する中で、目的に応じた手段を選び取る力が求められています。また経営課題と紐づけて広報成果を示していくことも問われるようになりました。そこで本特集では、広報部門の担当者に、広報の重点施策や、成果の出た施策、体制づくりや課題などを聞くアンケートを実施。広報計画を練る上でのヒントとしてください。

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