話題を生み出す情報発信のアイデア

『週刊エコノミスト』『JBpress』『ハフポスト日本版』ほか、メディア注目のキーワード45選 自社とつなげて広報企画の切り口に(3)(話題を生み出す情報発信のアイデア)

編集部ではテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブなど15媒体の責任者に「2024年の注目キーワード」を聞いた。PR施策を設計する上で、メディアの関心を押さえることは欠かせない。キーワードから逆算して自社のネタを発掘し、メディアが取り上げたくなる企画づくりのヒントにしたい。

『Zipper』

コンテンツ:BiSH LAST INTERVIEW

公開月:2023年夏号(6月29日発売)
Zipperらしい個性的なアーティストBiSHの解散に合わせたラストインタビュー。Y2Kファッションに身を包んだメンバーを蜷川実花さんが撮り下ろし「圧倒的に可愛い」と話題に。解散日に合わせ発売日を遅らせたことで、ファンの方にとっても思い出の一冊になったはず。



2024年に到来すると思うキーワード

1.プレイフルチェック



2.ヴィンテージガーリー



3.ラグジュアリーブラック





広報担当者に向け一言 or 上手いと思った情報提供

推し活女子の潜在ニーズ捉えた
gelato piqueのホビートートバッグは、お手ごろな値段とジェラピケの可愛らしさ、そして豊富なカラー展開で話題に。ファンとの交流をバッグのカラーでつくるという、推し活女子の潜在的なニーズに応えた見事な戦略だった。



DONUTS
『Zipper』編集長
森 茂穗氏(もり・しげほ)

編集プロダクションにて情報誌の編集者としてキャリアをスタート。2012年から『Happie nuts』(インフォレスト)編集長、2014年から『Popteen』(角川春樹事務所)の編集長を歴任。2022年から現職。


『たまごクラブ』『ひよこクラブ』

コンテンツ:EXITりんたろー。連載「だんだんパパになっていく」

公開月:『初めてのたまごクラブ冬号』『初めてのひよこクラブ冬号』(2023年12月15日~)
2023年末に一児のパパとなったりんたろー。さん。「産後パパ育休制度」の施行もあり、男性の妊娠・育児への意識が表面化するようになった。子育てへのリアルな気持ちの動きや戸惑い・喜びを、男性も声を出していい!と思わせてくれる連載に共感の声多し。



2024年に到来すると思うキーワード

1.若い世代が期待する少子化対策



2.卵子凍結



3.三世代育児





広報担当者に向け一言 or 上手いと思った情報提供

「おりもの」展示会に驚き
フェムテックブームで「生理」に注目が集まるようになったが、ついに「おりもの」に特化した展示会が開催された(2023年9月、小林製薬)。におい体験ブースなど、「おりもの」という現象があることを初めて知った男性も多かったのでは?



ベネッセコーポレーション
『たまごクラブ』『ひよこクラブ』
統括編集長
米谷明子氏(よねや・あきこ)...

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話題を生み出す情報発信のアイデア

社会の関心事と自社に関する情報をいかに掛け合わせ、魅力的な情報に仕立てていくか。広報企画を練るにあたっては、柔軟な発想が求められます。本特集では①2024年のメディアの関心を知る ②自社と接点がありそうな社会課題や生活者の意識の変化について掘り下げる ③社会の関心事と自社のメッセージを掛け合わせる、の3つのステップにそってレポートしています。社内外に目を向け、話題を生み出す広報活動を考える上でのヒントにしてください。

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