クリエイティブ力で広報は強くなる

社員の声とデータを活用し 適切な情報が届くサイトへ

2019年3月に企業サイトをフルリニューアルしたバカルディ ジャパン。社内横断のブレストで出た意見とデータ分析を組み合わせ、企業ブランドのPRと、PV・UU・回遊率の向上の双方を実現した。

【企業サイト】
「バカルディの幅広いポートフォリオをきちんと伝える」がコンセプト。企業情報からカクテルレシピまで、ユーザーの欲しい情報が見つかりやすい設計にしている。

バミューダ諸島を本拠地とするバカルディ ジャパンは2017年9月、マーケティング責任者として元Facebook Japan 執行役員の須田伸氏を迎え、マーケティング戦略の見直しや、デジタル技術活用による新価値創造を推進してきた。長年の課題だった企業サイトのフルリニューアルもそのひとつの動き。2018年6月ごろに本格着手し、2019年3月にオープンした。

企業ブランドへの"愛"を発見

フルリニューアルは、須田氏と制作会社の二人三脚で実施。ポイントは、社員の声とデータとの融合だ。コンテンツを通じて企業ブランドを発信するだけでなく、メインターゲットである一般ユーザーと、もうひとつのターゲットであるバーテンダーに対して、適切な情報が届くように工夫した …

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クリエイティブ力で広報は強くなる

広報誌、会社案内、社内報、ブランディングツール、コーポレートサイト、オウンドメディア......。想定以上に制作物に携わる機会が多い、広報の仕事。制作会社や外部のデザイナーと仕事をする機会が多いものの、意外と制作物のゴール設定とディレクションは難しいものです。そこで今回は事例を交えながら、企業ブランドを高める制作物を生み出す企画・ディレクションのポイントをまとめました。

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