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海外発の飲食店をブームに終わらせず、地域密着で定番化させるPR

海外発の飲食店の日本初上陸が相次ぎ、人気店では行列が絶えない。2015年11月に外苑前に1号店をオープンした「Shake Shack(シェイク シャック)」は、その代表格だ。一時のブームに終わらせず、日本に溶け込み、定着させるためのPR施策とは。

100以上のテレビ番組コーナーで紹介

近年、ブルーボトルコーヒー(米国)やICE MONSTER(台湾)など、次々と海外発の人気飲食店が日本初上陸を果たしている。情報番組などで見かける数時間待ちの行列はブームの勢いを物語る。一方、過去に多くの飲食店がブームの維持に苦戦し、撤退や営業規模の縮小といった決断を迫られているケースも少なくない。

そのなかで2015年11月、東京・港区外苑前に1号店を構えたハンバーガーレストラン「Shake Shack」(米国・ニューヨーク)は2016年4月に恵比寿、9月には有楽町に店舗をオープン。日本の地域に根差し、リピーターの獲得など長期的な展開を見据え、どのようなPR戦略を進めてきたのだろうか。

ブランド名だけでは続かない

10カ国で110店舗(2016年11月1日時点)を出店しているShake Shackだが、日本における店舗展開の独占契約を持つのは …

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