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世界のアドパーソンが注目する広告の一大イベント、カンヌライオンズが今年も開かれた。 今年度は「カンヌ国際広告祭」から「カンヌ国際クリエ イティビティ・フェスティバル」へと名称を変更し、 “広告”から“クリエイティビティ”の祭典へと生まれ変わることを高らかに宣言。
ビジネスへの貢献度を評価する「クリエイティブ・エフェクティブネス部門」の新設など、クリエイティブを新たな指標で評価する試みも導入された。フェスティバル全体の参加者は9500人を超え、全13部門の合計作品エントリー数は2万8828作品で過去最多。セミナーとワークショップにはのべ5万人が参加するという大盛況を見せた。
世界の広告関係者が一堂に会すこの場で、今年はどんな議論が交わされたのか。 新方針を経て、今年の受賞作の顔ぶれはどう変わったのか。 カンヌが新しく定義する“クリエイティビティ”とは?
今年のキーワードやエポックメイキングな受賞作と共に、新生カンヌが指し示した広告の未来を見つめてみよう。
イケア、エリクソン、H&M、SAABと有力なグローバルブランドを擁する国、スウェーデン。 広告クリエイティブでも世界的に評価が高い。 人口は約944万人と東京都の7割ほどにもかかわらず、どこに、こんな力が隠されているのか。
現地のクリエイターたちから社会背景や国民性をはじめ、その創造性を織りなす要因を探った。 そこには今、日本のクリエイティブに有益なヒントが多く隠されている。
広告界ではこの季節、世界最大の国際広告祭・カンヌライオンズが開かれる。毎年日本の広告界でも、今年はどの日本作品が、どれだけ受賞したのか、その話題で持ちきりだ。いつかあの表彰台へ…とカンヌに魅せられ、チャレンジするクリエイターは後を絶たない。
広告界の外に目を転じれば、プロダクトデザインの世界にはミラノサローネなどの国際見本市が、映像やメディアアートにはアルスエレクトロニカ、アートには各地で開催されるトリエンナーレやビエンナーレがある。こうした“世界市場”に挑んで結果を出せば、その後のチャンスは大きく広がり、キャリアが開ける。そのため、こうした場には自信作をひっさげ、各国のクリエイターが勝負にやってくる。
かつて村上隆さんが“スーパーフラット”の概念で、西洋文脈のアート界に殴りこみをかけたように、いま世界で活躍し成功するクリエイターたちは、どんな戦略で世界に臨んだのだろうか。そして、世界で活躍するために必要な資質とスキルとは。
アルスエレクトロニカで入選し、メディアアートの分野で活躍するクワクボリョウタさん、ミラノサローネ2011でキヤノンの「光の織機」を手がけたトラフ建築設計事務所の2人、チェルフィッチュやニブロールなど劇団の海外公演をプロデュースをする中村茜さんの話から、世界で活躍するクリエイターの条件を考える。
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発売日: | 2011/08/01 |
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