▼ ご受講環境に合わせて実施方法をお選びください
瞬時に伝えられるのが写真の良さなのにクオリティをカメラマン任せにしていませんか?
食べ物の美味しさや製品の格好よさ、従業員の人柄、会社の雰囲気など、商品やサービスの魅力を一目で伝えられる写真素材は、企業の広報・販促・宣伝活動に欠かすことのできない強力な武器です。写真はぱっと見たときに一番目をひく素材であるがゆえ、全体の印象に大きく影響を及ぼします。そのため本文や色、レイアウトとマッチしていないと違和感を生じさせ、どんなにいい内容を発信していたとしても見向きもされません。写真を使う意味にはじまり、写真が持つ情報や組み合わせるポイントといった基本まで押さえておくことで、必要な写真のイメージを裏付けも含め明確に持つことができます。感覚に直接訴える力を写真に込めるために、まずは写真に関する知識を学ぶことが必要です。
論理的に説明をすることで撮り直しを防ぐディレクションノウハウ
撮影には、デザインを修正するのとは違い、多くの労力とコストがかかるため、もう一度撮り直すということはそう簡単にはできません。また、ディレクションをなんとなくの経験や、本で得た断片的な知識で進めると、伝わっていたはずのことが伝わらず、撮り直しせざるを得なくなったり、かえって誤ったメッセージを伝えてしまいます。そこで宣伝会議では、企業の発注担当者がカメラマンへ論理的に説明し、欲しい写真を得るために、アングルや構図といった写真の基礎知識から、パンフレット、チラシ、Webといった使用する目的に沿った指示の出し方まで順序立てて学ぶ「フォトディレクション基礎講座」を開講します。
1.撮影前に共有したい目的・コンセプト
経験や感覚に頼らずに、伝えたいイメージをきちんと伝える基本をおさえます。
2.その場で要望を伝えたい時に役立つ7つの要素
時間を無駄にしない、適切な指示の出し方を学びます。
3.フリー素材よりも不正利用の恐れがなくて安心。
いざという時にスマホでも使える撮影テクニック
ピントの合わせ方や、アングルの決め方などスマホでも、デジカメでも 今日から活用できるテクニックを演習を通して体得します。
4.写真を使ううえで最低限おさえておきたい知的所有権
日本写真著作権協会理事も務める講師よりお話します。
時間 | 講義内容 |
10:00〜12:00 |
訴求内容をぶれさせないフォトディレクションの基礎
・いい写真とは ・カメラマンとやりとりする上での必須事項 ・感覚的なことをどう伝えるか ・担当者のイメージを越える写真をカメラマンに撮影してもらうためには ・イメージ写真と説明写真の違いについて |
13:00~15:00 |
担当者が知っておくべき写真撮影の基礎知識・スキル
・ピントと構図を理解する ・アングルの決め方 ・被写体が生きる明るさのコントロール ・色にこだわってイメージアップ ・スマートフォンでの撮影 ・料理の魅力を伝える ・シチュエーションを伝える ・雰囲気を伝える ・人の魅力を伝える |
15:20~17:20 |
クリエイター視点から学ぶ結果を出す写真選びと判断基準
・講義の振り返りをふまえた撮影演習 ・シズルとは ・写真を判断する側が持つべき基準 ・反応率や話題性を高める投稿テクニック ・写真のクオリティを上げるディテールの修正方法 |
善本喜一郎氏
写真家/公益社団法人 日本広告写真家協会
業務執行専務理事/日本写真著作権協会理事
1983年マガジンハウスにて平凡パンチ特約フォトグラファーとなり、表紙からグラビアとあらゆるものを撮影。その後もマガジンハウス各紙(ブルータス、ポパイ、ターザン、リラックス他)で活躍。04年に広告写真家としての登竜門「年鑑日本の広告写真」に北島康介Arena2002シリーズ広告で入選掲載(以後三連続入選掲載)これを契機に日本広告写真家協会会員となり、現在は同協会理事としても活動。08年より「編集ライター養成講座」講師も務める。
コマツザキツトム氏
クリエイティブディレクター/プランナー/デザイナー
雑誌デザイナーとして活動後、大手IT企業日本支社立ち上げに携わりデザイナー、ディレクターとして勤務。その後、映像制作会社TYO、Spoon.のデジタル制作部門に、デザイナー、ディレクターとして勤務。大手菓子メーカー、電気メーカー、飲料メーカーの広告をデジタル領域中心で手がける。現在はクリエイティブ・ディレクター/プランナーとして各種広告、キャンペーン、コンテンツの企画制作に携わり、さまざまなブランディングやビジュアルコンサルティング、コミュニケーションプランナー等で幅広く活動。
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。