広告の効果測定というとき、「効果がどうだったのか」という聞き方をされることが多く見られますが、それは「調べれば分かる」という前提での問いかけです。特にWeb広告が一般化して以降、「効果は出せるもの」というイメージができてしまい、さらには広告予算の削減もあいまって、一層効果を明示することが求められています。しかし実際には、広告の効果というのは多くの要素が組み合わさっており、そう簡単に算出することはできません。まず必要な考え方は、何のために、何を、どこまで、いくらをかけて測定するか、という考え方です。
マーケティング目標に向けての正しい効果測定の考え方がわかる
効果測定の方法と限界を知り、社内で正しい議論ができるようになる
PR・拡散の効果を広告換算以外の方法で出すためのノウハウを身に付けられる
リアルの媒体とデジタルの媒体を組み合わせた効果を算出することができる
調査予算がないなかでも、宣伝施策の効果を提示する方法を学ぶ
ゴールは正確な効果測定ではない。
必要なのは効果測定の目的を理解し、
何を、どこまで見るか、という考え方を持つこと
効果を測定したい理由は企業によっても違い、また求められる精度も違います。広告予算そのものが削られている中では、測定にかけられる予算も少なく、求める目的にあわせ測定を行うことが重要です。デジタルの発展によって、デジタル以外の媒体の効果測定もかなり定量化できるようになってきましたが、それにも程度があります。そこで、効果測定を適切・適度に行うための考え方を押さえ、デジタル以外の媒体の効果測定のセオリーとデジタルを組み合わせた手法を学びます。
効果測定を適切に行うには、その目的を明らかにする必要があり、さらに測定結果を評価しなければどこにも繋がらない測定になってしまいます。改善に繋げる効果測定を学びます。
マス媒体やOOHなどの媒体は効果測定に課題を持ち続けてきましたが、デジタルと組み合わせることでできることが増えています。測定のセオリーから最新手法までを学びます。
効果測定はピンキリで、費用が大きくかかるものもそうでないものもあります。予算がなくてもできる測定手法を中心に、目的に即した手法の選択とノウハウを学びます。
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たとえば広告の反応が非常によく、目に見えて成果が出ている際に、それなりの労力と費用をかけ、その効果がどれくらい出ているかを正確に把握する必要があるでしょうか。極端にいえば、その予算をその広告に追加で回したほうがいいとさえいえます。効果測定はついその目的が見落とされがちですが、それがなければ、効果的・適切な効果測定は行えません。何のために効果測定をするのかによって、求められる精度も手法も違ってきます。講義では、効果測定の前にまず整理し考えておくべきポイントを学びます。
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効果測定で重要なのは、「何のために」という目的に加え、「何を、どれくらい、いくらかけて測定するのか」ということです。効果測定もピンキリで、何千万円をかけるような予算投資が必要な測定もあれば、Excel上でできるようなごく簡単なざっくりとした測定もあります。また測定にあたっては、どのように広告と売上が関係し、どんな関係性になっているのかということを把握することが重要です。講義では、全体像を把握しつつ、どのように効果測定を設計するのか、その限界も理解しながら学びます。
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デジタル以外の媒体の効果を定量化することは難しいですが、効果測定の歴史は長く、それぞれに基本とセオリーがあります。デジタルと組み合わせることでよりできることは広がっていますが、基本を押さえなければ応用しても失敗するだけです。講義では、デジタル以外のマス媒体やOOHなどの効果測定のセオリーを学びつつ、デジタルと組み合わせることでできるようになった最新の手法までを学びます。
1992年、花王に入社。1996年まで、研究員として、スーパー・コンピューターを使って、数値シミュレーションを行う。社内での最初のWebサーバーを自ら立ち上げ、以後本格的にWebを業務として取り組み、1999年にWeb専業の部署を設立。 2015年10月に、アビームコンサルティング株式会社に入社。ディレクターとして、多くの事業会社のマーケティングのコンサルを行う。その他、ビジネスブレークスルー大学講師や、東京大学大学院数理科学研究科 客員教授(数学)を務めている。
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1973年横浜生まれ。ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、ネットマーケティング会社クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。キリン、P&G、トヨタ自動車などのソーシャルメディアマーケティングを支援する。 『次世代共創マーケティング』(SBクリエイティブ)『ソーシャルメディアマーケター美咲』『Facebookマーケティング戦略』(ともに翔泳社)、『ソーシャルインフルエンス』『キズナのマーケティング』(ともにアスキー新書)など著書多数。
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メーカーサイドで、すべてのデータを統合できる立場の方には重要な観点だと思った。小規模な個別施策における、得意先(メーカー)への効果測定のコツ(指標設定の着眼点)などもご説明があると良いと思った。(広告会社)
科学的にマーケティングを行うという考えが社内に無く、自身も理解が乏しかったためもどかしい思いをしておりましたが、本講義で数値を用いた考え方の全容をつかむことで具体的に自社への落とし込み方を想像することができました。(食品メーカー)
各施策の目的を明確化した上で、各要素への分解、構造的把握の必要性をより明確に理解できた。効果測定を機能させるためには、組織的に網羅的に導入する必要があり、それがまだできない状況またはその過渡期で何に取り組むべきかを整理することに役立つと感じた。(楽器メーカー)
意識・態度・行動の3つの変容のどこに対する施策なのかを明確にしてKGIを設定するという考え方が参考になった。全て具体的でよかった。(人材派遣)
KPIとKGIの違い、すぐに結果を出すことが必要な費用対効果の問題と、中長期的にブランドの資産・イメージをつくる投資の問題を把握すること。アンケート調査から得られる情報を読み解くことの重要さを認識することができた。(制作会社)
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 110分 |
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第2部 約120分 |
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概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 通常14日間 (土・日含む)視聴可能のところ、 11月30日(土)までのお申込みで、28日間視聴可能になります。 |
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受講のご案内 | 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 【レジュメについて】 講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。 |
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受講料金 | 1名受講 オンデマンド講座 |
59,000円(税込64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
100名まで オンデマンド研修 |
550,000円(税込 605,000円) 例)100名受講で1名5,500円 |
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オンデマンド研修について |
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割引チケットについて | 法人割引窓口の設定方法
※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
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受講対象 | ・事業会社の宣伝/ブランド/販促部門などで広告出稿やプロモーションに関わる方。 ・広告会社などでプランニング/分析に携わる方。 |
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