認知を上げる目的で行った施策も、社内の実態がメッセージと異なっていれば、マイナスイメージを与えてしまいます。またいくら社外に良いことを言っても、社内一人ひとりが別方向を向いていれば、その発信は信用性を失い、逆にブランドを棄損しかねないのです。そこで、もっと社内の根幹からブランドを構築していく方法を知り、対策を講じていく必要があります。
社員の増加で
どうもアイデンティティが
希薄化している気がする
競合が増加して
企業ブランドとしての
差別化が必要だが、
何を発信すれば良いのか
リモートワークで社員が
顔を合わせる機会が
激変したため拠り所となるブランドを
作らなければ・・・
企業ブランドの刷新が
必要だが、想いだけあっても
形にできる人材がいない・・・
統一されていない社内、イメージが浸透しない社外。
対処すべきは一方ではなく、「両輪」を回す統合コミュニケーション。
ブランド構築の実現には、経営者の理解や、部署間の調整、中長期的な視点など、多くの壁にぶつかることになります。そこで本講座ではそれらの壁の乗り越え方を学び、社内に一本軸を通すインターナルブランディング、社外にイメージを定着させるエクスターナルブランディングなどについて学びます。
ブランディングを行う目的は何なのか。社員の求心力増加、リクルート、競合との差別化、ターゲットへの認知向上、IRなど、さまざまです。結果的にすべての効能を得ることができるとしても、自社にとってはどういう意味があるのかを定める必要があります。各社の規模や状況によって、取るべき施策は変わってきます。本講座では、「ブランディング」活動をあいまいなまま進めないために、担当者に必要なブランドの基礎知識を学んでいきます。
ブランディングを行っていくためには、その方法論を知っておく必要があります。各部署が各自の目標のために個別最適化されている社内を横断して、ブランド価値を最大化させていく施策が求められます。組織体制、プロジェクトチームの組み方、スケジュール、タスクの振り分けなど、今までにないスキルが必要です。本講座では、成功するかどうかを左右する要所について知り、どういった推進方法があるのかを学んでいきます。
01
今までの時代は言葉にまとめなくとも暗黙知的に企業の価値を共有できていました。しかし、社員の増加や多様な嗜好により、多くの企業文化が失われつつあり、アイデンティティが希薄化しています。それらを防ぐためには、企業の「らしさ」を見える化しておく必要があります。ブランド価値を「言葉」にまとめて明文化するのです。その言葉が、あいまいな概念であるブランドを管理する指針となります。そうすることで、新しく入った社員にも、新規顧客にも企業価値を共有することが可能です。
02
ブランディング活動は、社員全員を同じ方向に向かわせることが求められています。とはいえ、一度に全員から理解と共感を得ることは難しいことです。そのため、まずはブランディング活動に近いメンバーから、社員の上位2割と、じわじわと広げていくことが効果的です。その際には、トップによる説明、ブランドブック、研修、ワークショップなど、タイミングにあった浸透活動が必要になってきます。
03
ブランドの核となるメッセージを想定し、それをいざ発信するとしても、そのまま伝えては受け手は理解ができません。顧客、取引先、学生、株主など、誰に発信するかによって伝え方は変わってきます。また社会・市場の状況、時代の流れによっても見せ方を変えていく必要があります。そこで、バリューワードを決め、ドライブワードで魅力的に伝えるなど、伝えたいブランドの核を媒体、ターゲットによって使い分けて情報の伝達を設計していくことで、より効果が得られます。
国際基督教大学教養学部卒業。外資系コンサルティングファームを経て、博報堂に入社。博報堂ブランドコンサルティングの立ち上げに参画。 成熟産業における事業変革モデル創造・中長期成長ビジョン戦略立案やブランド再生を支援。その後はデジタル戦略からウェブサイト構築までを一貫して扱う博報堂ネットプリズムに参画。現在はブランディングの視点から事業変革プログラム/プラットフォーム構築等に携わる。
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日本パブリックリレーションズ協会認定PRプランナー。1998年に産業編集センター入社。ライターとして10年にわたり、社内広報媒体の企画立案や取材に携わる。
現在はディレクターとして、さまざまな企業でインターナルコミュニケーションの戦略立案をサポート。
ブランディングやパーパス、経営計画などの浸透実践コミュニケーションを手がける。
これまでに携わった企業数は300社以上。豊富な現場経験をもとに、効果的かつ実践的な手法を追求している。
目指すのは、単に伝えるだけでない、行動変化を呼び起こすようなコミュニケーション。
身内が身内に向けて行うインターナルコミュニケーションは簡単ではないが、その分、工夫次第で効果を生みやすく実感もしやすい分野、という信条のもと、日々邁進している。
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コーポレートブランディングの概念と全体像が分かりやすかった。もっと聞いていたい、と思う内容でした。(メーカーブランド 推進)
ブランディングを推進するアプローチ法など、手法や流れが理解できた。管理職にも聞かせたい。(機械 宣伝)
まず何から手を付ける、誰を巻き込む、どんなフェーズで実行していくかなど、具体的に落とし込むことができた。(サービス 広報)
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
約125分 | コーポレートブランディング推進の基礎
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約120分 | コーポレートメッセージ構築の方法論
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約135分 | インターナルブランディング社内の壁を乗り越える
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概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 通常14日間 (土・日含む)視聴可能のところ、 12月27日(金)までのお申込みで、28日間視聴可能になります。 |
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受講のご案内 | 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 【レジュメについて】 講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。 |
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受講料金 | 1名受講 オンデマンド講座 |
59,000円(税込64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
100名まで オンデマンド研修 |
550,000円(税込 605,000円) 例)100名受講で1名あたり5,500円 |
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オンデマンド研修について |
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割引チケットについて | 法人割引窓口の設定方法
※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
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受講対象 | 経営企画・広報・コーポレートコミュニケーション・ブランド戦略担当の方 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。 教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |