宣伝担当者は、多くの場面で「判断」が必要となります。広告会社からの提案、社内からの要望など、社内外から判断を求められます。それらに対して、明確な基準がなくその場その場で判断を行っていると、後々のアウトプットに悪い影響を与えてしまいます。さまざまな意見をそのまま取り入れるだけでは、効果のない広告・販促施策になってしまうのです。自社におけるコミュニケーションのプロとして、明確な判断基準を持つことが求められています。
広告の流れの全体図を掴むことで、戦略を立てるための基礎ができる。
広告会社との関わり方を理解することができる。
得たい結果に対する効果的な広告の活用方法を身に付けることができる。
「企業ありき」ではない、生活者に刺さるコミュニケーション戦略の考え方を学べる。
成果に貢献する"良い"クリエイティブの判断軸が得られる。
広告会社は教えてくれない、気付けない知識の穴
社内だけでは狭くなる視点を広げ、包括的に学ぶ
時代とともに増え続ける専門用語、概念、手法など、複雑になる宣伝広告において、幅広い知識と深い理解を得ることが鍵となります。書籍では深さが足りず、OJTや広告会社から教えてもらうというのでは体系だっていません。そこで宣伝会議では、広告における文脈を理解して、効率的なコミュニケーション活動を推進していく力を身に付けるための「宣伝・広告基礎講座」を開催いたします。
OJTや書籍だけでは体系立てて理解が得にくいコミュニケーションの原理原則。実務において宣伝担当者は、マーケティング・コミュニケーションにおける広告の役割を理解していなければなりません。広告だけで動かせるのは「生活者の心」であり、売り上げではありません。広告で達成できることと、できないことを理解し、明確な目標を立てる必要があります。そして、どのような手法があるのかを理解することで、目標を達成するための手数を増やすことができます。本講座では、点となっている知識を線で結び、担当者に必要な知識を深めていきます。
世の中にはさまざまなメディアがあります。それぞれに特徴があり、広告コミュニケーションの中で役割を担っています。マス媒体・SP媒体、アバブザライン・ビロウザラインなどさまざまな名称、分類がありますが、インターネットの発展で、それらの関係も大きく変動しています。その背景を理解していなければ、メディアありきの狭い視野しか身に付きません。本講座では、自社にとって最適なメディアの選択や、組み合わせ方・関連性を考えるための知識を身に付けます。
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宣伝担当者が働きかけるのは生活者の心です。そうした場合、生活者のことをどれだけ考えられているかが鍵となります。社内の論理で作られた言葉をそのまま伝えても、受け手は反応してくれません。さらに、現在は多くの情報が生活者の周りに溢れかえっています。そういった状況の中で、広告メッセージを、いかに生活者が反応してくれるものに変換できるか。またそれを効果的に伝えるために、どのようなメディア、タイミングで届けるのがいいのか。本講座では、宣伝担当者が身に付けておくべき、生活者を踏まえた広告メッセージの作り方を学びます。
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広告の効果を左右するクリエイティブ。宣伝担当者はあがってきた提案を判断する立場にあります。その選択を好き嫌いなど感性で決めていては、成果を出す広告を打つことはできません。とはいえ、経験を積んだとしても、クリエイティブやアイデアの判断は困難であり、クリエイティブの目的、クリエイターの特性などを理解することが必須となります。その上で、クリエイティブができるまでの過程をマネジメントしていくことが鍵といえます。そこで本講座では、正しく発注し、正しく選び、正しく実行するために、クリエイティブアイデアを論理的に判断する考え方と技術を学びます。
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宣伝担当者は、制作物、媒体掲載と進行がメインの業務となります。社外との窓口になり、進行管理をするため、宣伝担当者の進行レベルにより、アウトプットの質もガラリと変わってきます。社内しか見ていないと、実際にどのような工程を辿って広告が制作されるのかを知る機会はありません。対面する広告会社の営業の裏側には、多くの職種が関わっています。ポスター、動画、販促物など、媒体別に異なる制作工程を把握することによって、費用感覚、スケジュール感覚を身に付けることができます。そこで本講座では、広告会社の仕組み、制作工程を学び、質の高いアウトプットを生みだす進行の技術を学びます。
本田技研工業、ADKを経て独立。現在は、イノベーションデザイナーとして多くのブランド構築や商品開発などに携わると共に、産学共同プロジェクトを推進している。 専門領域は、デザイン思考、創造性開発。2006年カンヌ国際広告祭、07年アジア太平洋国際広告祭の日本代表審査員。日本広告学会会員。YBC山形放送「YAMAGATAゲンキの木!」パーソナリティ。著書に「感動体験マーケティング」(宣伝会議、08年)、「あっ、ひらめいた!」(実務教育出版、10年)、「広告のことが面白いほどわかる本」(中経出版10年)など。東京都世田谷区在住。
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2017年5月株式会社LIFULL入社。執行役員/CCO(チーフクリエイティブオフィサー)として、ブランド戦略、ブランドデザイン、プロダクトデザイン、ブランドマーケティング、コミュニケーションデザイン、研究開発、新規事業など、グループ全体のクリエイティブを統括。 それ以前はbeacon communications k.k.、J. Walter Thompson Japanにて、Nike、Nestle、P&G、UNIQLO、Sony等の企業のクリエイティブディレクションを手掛け、Cannes Lions金賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞をはじめ、国内外の180以上のデザイン・広告賞を受賞。
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良い宣伝・広告とは、単に流行るものや、短絡的な売り上げが見込めるものを作ることではなく、そのブランドらしいコミュニケーションであること、ブランドの価値がストックされるアクションであるということを学んだ。これまでは、制作物に一貫性があるかどうかということを意識することはなかった。しかし今後は、小さな作業の積み重ねがブランドを構築するということを念頭に置き、ニュースリリースの発信や制作物の作成の際に毎度メッセージが変わってしまうことがないよう、ブランドを一貫できるようにしたい。(化粧品メーカー)
特に、マーケティングを構築するための基礎知識や、ブランド価値やブランド体験に関する知識、具体的事例に関する知識が役に立ちそうだと思った。自分はまだ新入社員だが、上記の概念らが自社にはどのように落とし込まれているのかこれからさらに学んでいきたいと思った。また広告は生活者へのラブレター、受け手視点でのブランド体験など、一貫して「消費者志向、消費者視点」であることの大切さも伝わった。これからその視点は決して忘れないように常に意識したいと思った。(放送サービス)
ブランドの重要性、ブランドセントリックを推進するプロセスを学ぶことができた。これから、自社の「ブランドらしさとはなにか?」、「それは一貫性を持ち蓄積される形でコミュニケーションされているか?」「自社のクリエイティブブリーフとはどのようにまとめられるだろうか?」「社会にはどのようなクリエイティブが存在し、それはどのように自社に応用できるか?」「自分自身の判断基準とはなんだろうか?」と、まさにタイトル通り学習した「クリエイティブの判断基準」らを自社に当てはめて考えていきたいと思った。(楽器メーカー)
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 約120分 |
担当者が身に付けるべき知識 |
第2部 約115分 |
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概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 通常14日間 (土・日含む)視聴可能のところ、 12月27日(金)までのお申込みで、28日間視聴可能になります。 |
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受講のご案内 | 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 【レジュメについて】 講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。 |
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受講料金 | 1名受講 オンデマンド講座 |
59,000円(税込64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
100名まで オンデマンド研修 |
550,000円(税込 605,000円) 例)100名受講で1名5,500円 |
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オンデマンド研修について |
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割引チケットについて | 法人割引窓口の設定方法
※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
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受講対象 | ・宣伝/販促/マーケティング担当者 ・宣伝広告の基礎的な知識を学びたい方 |
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